国内の企業を対象に実施されたDXに関する調査の結果によると、DXの重要性は広く認知されており、本格的に実施している企業は4割を超え、一部で実施している企業を加えると8割を超えているという。しかし、実際に成果を挙げられていると回答した企業の割合は低く、実践は進んでいるが成果に結びついていないことが明らかになった。
DX推進のためには、「浸透の壁」と「定着化の壁」の2つの壁を乗り越える必要がある。DXを全社に浸透/定着させるためには、変革に対する人的側面に着目したチェンジマネジメントの考え方を取り入れ、全員参加型のDXを実現することが求められる。
本資料は、サイボウズの依頼を受け、調査会社のITRが実施したDXに関する調査/分析結果をレポートとしてまとめたもので、多くの国内企業がDXの成果を挙げられていない現状を浮き彫りにしている。さらにこの調査結果に基づき、現状を打開するために今後5年間で実践すべき方策を提言しているので、参考にしてほしい。