あらゆるビジネス分野で自動化が採用されるようになった今、多くの組織がさまざまなメリットを享受している。しかし、自動化の恩恵を受けているのはサイバー犯罪者も同様だ。攻撃の頻度や種類の増加、攻撃スピードの加速など、脅威の高度化・大規模化に自動化が大きく貢献してしまっているという現実がある。
さらに、クラウドの普及やIoTの利用拡大、リモートワークなどの新しい働き方の定着によって攻撃対象領域が拡大し続けていることも、セキュリティ担当者にとって頭の痛い問題となっている。この状況を打開するためには、手動による事後レスポンスから、真にプロアクティブなセキュリティアプローチへとシフトする必要がある。
本資料では、厳しさを増す現代のセキュリティ環境に適応するには、コア部分に機械学習(ML)を直接埋め込んだ新しいタイプの次世代ファイアウォール(NGFW)が必要であると提起している。併せて、MLを活用したNGFWの4つの必須要素を明らかにするとともに、それらの要素が重要な理由やメリットについて解説する。