サプライチェーンの弱点を悪用した攻撃が急増し、ランサムウェアの標的が大企業から中堅・中小企業へと広がる中、その対策としてバックアップの重要性が増大している。しかし、バックアップデータを狙う攻撃も増加しており、限られたリソースで、いかにバックアップデータを守るかが課題となっている。
そこで近年、イメージバックアップサービスによる対策が注目されている。これはOSを含むシステムそのものをバックアップし、障害時の迅速な復旧を可能にするものだ。1日1回、決められた時間にバックアップを自動で取得して、基本は14日分、最大で30日分のデータを保管する。バックアップデータは、利用者側のクラウドサーバから到達性がないデータセンターの保管領域に保存されるため、万が一ランサムウェアに感染した場合でも、侵入経路を遮断してバックアップデータを守ることができる。
同サービスは、冗長構成による可用性の高さをはじめ、短期導入が可能で、急なリソース拡張にも対応できる点が特長だ。本資料で詳細を解説しているので、ぜひ参考にしてほしい。