モノやスキルの他、空き家や別荘などの空間、自動車などの移動手段をシェアする「シェアリングサービス」。昨今はマッチングサービスの登場により、個人も供給者として参加することが容易になり、さらなる市場規模の拡大が見込まれている。
それでは、オンライン上の個人間取引に絞った場合、どの程度利用が進んでいるのか。MMD研究所とTRUSTDOCKの共同調査によると、スペースシェアや個人間カーシェアは利用率が低いものの、フリーマーケット・ネットオークションは34.4%となり、3人に1人が利用していることが分かった。一方で、取引が増えるにつれトラブルも発生しているのが実情のようだ。ユーザーの22.6%が何かしらのトラブルを経験しているという。
本資料は、20~69歳の男女1万人を対象にした予備調査と、オンライン上での個人間取引サービスを利用している500人を対象にした本調査の結果をまとめたものだ。資料では、個人間取引の利用実態やトラブルの中身、本人確認に関する調査結果などを詳しく解説している。シェアリングサービスへの理解を深める資料として活用してほしい。