商品発注や在庫確認、作業日報の記録など、Android端末上で動作するアプリが現場で利用される光景が、当たり前のものになりつつある。デジタル化がますます進む現場業務において、こうした業務アプリへのニーズは高まる一方だが、その期待に応えるのは容易ではない。
Android OSに精通した開発人材の不足や不在に加え、多種多様なAndroid端末やOSバージョンアップへの対応が極めて困難で、多大なリソースを要することなどが、その理由だ。これらの問題解決に役立つ手段としてが、Android OSに特化した、アプリケーション開発用ミドルウェアが注目されている。
端末ごとに異なるデバイス機能を制御できるため機種ごとのアプリケーション開発が不要になる他、ドラッグ&ドロップで画面作成できるなどの簡単な開発ツールを備え、OSバージョンアップ時のアプリの再作成や改修の手間も省けるという。本資料では、このように業務アプリ開発を助ける多数の機能を、さらに詳しく解説していく。