改修を重ね複雑化した業務システム、業務効率低下や運用コスト増大の解決策は？

　金融サービスを通じて三重県内の産業振興に尽力する三重県信用農業協同組合連合会（JA三重信連）では、スクラッチ開発した勤怠や給与を管理するシステムが、改修を重ねたことにより操作が複雑化していたため、2009年にパッケージシステムへと移行。これにより業務の簡素化や運用コストの削減などを実現している。

　それから10年余りが経過し、サーバOSのサポート終了を機に新システムへの移行検討を開始。要件として現行の会計システムの継続利用を前提に、勤怠管理と固定資産管理を同じ基幹システムに集約して二重管理を削減できることや、電子帳簿保存法への対応、ワークフロー機能によるペーパーレス化の実現なども重視した。これらの観点から選ばれたのが、現行システムのベンダーが提供し、よりランニングコストを抑えられるクラウドERPだった。

　導入により管理負担の軽減をはじめ、システムの集約や連携性の改善によりデータ集計や分析もしやすくなる。年末調整や経費精算においても業務負担を大幅に削減できる。今後は働き方改革の推進とともに、業務効率化を文化として根付かせていきたいと語るJA三重信連の取り組みを、ぜひ本資料で確認してほしい。