IBMからのスピンオフによって誕生した、ITインフラサービスのプロバイダーであるキンドリル。同社では分社化に際して、従来のレガシーなシステムから脱却し、“約9万人のスタートアップ”にふさわしい、モダンで安全なIT環境へ切り替えることを決断。わずか2年間という短い期間で、全社システムを移行する必要に迫られた。
その中で同社が目指したのが、徹底的なシンプル化だった。1800以上のビジネスアプリケーションを360以下に減らし、435もあった人事/購買/請求発注関連のアプリケーションを、2つのプラットフォームに統合。途中には困難もあったが、IT変革と並行して社内カルチャーの変革も進めることで、重要な決断を次々と下すことができた。
またその実践においては、「データ中心」「自動化主導」「ゼロトラスト」といった5つのプリンシプルを定め、それに沿ったプラットフォームベースのアプローチを行ったことも、成功の要因の1つだったという。本資料では、大規模なモダナイゼーションを実現した同社の取り組みを詳しく解説しているので、参考にしてほしい。