RPAツールを導入してみたものの、スキルや知識のない現場レベルでの運用が難しく、結局そのプロジェクト自体が尻すぼみになってしまった。そんな苦い経験から一転、RPA活用を定着させた企業がある。社員有志の課外活動としてのRPA活用から始まり、今やグループ企業全体を巻き込むロボットコンテストを開催するまでになったという。
その成功を後押ししたのが、画像認識機能によって自分が業務をする感覚でロボットを作成できるRPAツールの導入と、現場にも分かりやすいベンダーサポートだった。これらに後押しされた再度の挑戦では、「担当業務は自分だけでこなす」という社内の属人的な考え方を改める契機になり、さらにRPAを活用して「チームとしての効率を高めたい」というモチベーションにつながっていったという。
本資料では、コンテストや発表会の開催、ITスキルのない実務担当者によるチャレンジなど、工夫を凝らした3社のRPA活用事例を紹介する。自社に適したRPAの選び方や現場定着のコツといったヒントが得られる他、自社のどんな業務がRPAに適しているのか、イメージが湧きやすくなる内容になっている。