自動車業界は今、100年に1度といわれるほどの大変革期を迎え、さまざまな機器や設備のインターネット接続が必須となっている。その一方で大きな課題となるのが、自動車産業固有のサイバーセキュリティリスクであり、これに対応するため、一般社団法人日本自動車工業会(自工会)と一般社団法人日本自動車部品工業会(部工会)が協同して「自工会/部工会・サイバーセキュリティガイドライン」を作成している。
同ガイドラインは153項目からなるチェックシートをメインに構成されており、自工会/部工会の会員企業は毎年12月にそれぞれの項目を自己評価し、提出することが求められている。項目はレベル1~3に分類されているが、完成車メーカーや大規模Tier1企業などは2024年12月末までに全ての項目で、またTier2以降の企業もレベル1・2の項目で、「対策完了」にする必要がある。
本資料では同ガイドラインの概要について解説するとともに、Webセキュリティやメールセキュリティなど、項目ごとの対応ソリューションを紹介している。迅速な対策推進のために、ぜひ役立ててほしい。