UTMやEDRだけでは防げない、生成AIで進化するフィッシング攻撃にどう対抗する？

　2023年度のフィッシング被害が過去最高の件数・被害額を記録したという。最近では、生成AIを利用して、脆弱性や防御機構の弱点を検出する他、自然な日本語で書かれたフィッシングメール攻撃などが盛んに行われるようになってきた。もはや従来型の対策だけでは不十分なケースが増加しており、セキュリティ対策の見直しが急務だ。

　こうした背景から注目されているのが、「未然に防ぐ」「気づいて止める」「事故後の対応」の3つのフェーズに応じた統合的なマネージドセキュリティサービスだ。平時は従業員のセキュリティ教育を通じてヒューマンファイアウォールの構築をサポート。侵入時にはログの分析、脅威の検出・報告で早期に発見し、迅速かつ的確な対応につなげる。事故後の対応では、いち早い回復のための準備や事後対応をその分野のプロが代行するサービスも提供している。

　これらを競争力のあるコストで提供するとともに、24時間365日体制で日本語と英語のサポートをグローバルで展開している。何より時代に合わせて最新のセキュリティ対策を利用できるセキュリティサービスは、進化し続ける攻撃への対抗策として効果を発揮してくれそうだ。