稟議や承認ワークフローの実行スピードは、企業の意思決定スピードに直結する。だが、ワークフローシステムは、複雑な承認フロー設定や大掛かりな人事異動などを経て、年々管理の負荷と運用コストが高まっていく。そこで、モバイルインターネットサービスをけん引してきたグリーでは、適材適所でSaaSを組み合わせるアプローチを通じて、稟議システムの入れ替え先を模索していた。
自動化や簡略化のために重視したのが、Slackや他システムとの連携機能だ。同社が採用したツールは、Slack上で稟議の通知や承認ができる機能や、複数人の承認・回覧を同時に進められる並列承認機能などを搭載。これにより、承認完了までの時間が半分以下になったと実感しているという。さらに、申請されたデータをAPI連携で社内DBなどに集約できるので、別サービスでのデータ活用も容易になった。
本資料では、同社を含む3社の事例から、Slack/Teams連携できる稟議・ワークフローシステムへのリプレース効果をまとめている。チャット連携でスムーズな承認を実現したり、REST API/Webhookにより外部連携したりできるワークフローがいかに業務を変革するのかを確かめてほしい。