PC紛失リスクを最小限に、監査法人がVDI基盤としてクラウドを選んだ理由とは

　監査業務においては、企業経営の妥当性を判断するための材料として、顧客企業の重要機密を含むさまざまなデータを預かる必要がある。その際、クライアントに持ち込んだノートPCに機密データを保存することもあるが、問題は監査期間中、そのPCを持ち歩かなくてはならないことだ。

　こうした運用では当然、PC紛失などによるデータ漏えいのリスクと隣り合わせになる。このリスクを最小化すべく、仰星監査法人が決断したのが、デスクトップ仮想化（VDI）の導入だった。VDIにすることで持ち出しPC内には機密データが保存されなくなり、データ運用管理の面でもメリットがあると判断したのだ。

　さらに、クラウド化によってセキュリティ面だけでなく生産性の向上も同時に実現したという。本資料では、この同社のVDIを中核にしたシステム基盤のクラウド化プロジェクトを紹介している。VDIの利用イメージを把握できるだけでなく、テレワーク導入の参考にもなるだろう。