2023年に大規模な金融系インフラシステムで不具合が発生し、国内銀行間の取引に大幅な遅延が生じた。同システムでは不具合に備え、冗長化や代替手段の確保などの対策が講じられていたが、それでも一般利用者にも多大な影響が及んでしまったことは、大きな教訓となった。
とはいえ、システムの高度化や複雑化が加速し、開発/運用に関わる人材も多様化する今、不具合を減らし、品質を担保するのは容易なことではない。そこで重要になるのが、さまざまな段階でのテストだ。これまでも体制や環境を整える取り組みは行われてきたが、今後は品質をマネジメントする仕組みも検討すべきだろう。
そこで本資料では、負荷テストツールなどで定評のある企業が提供する、品質管理ソリューションを紹介する。アプリケーションライフサイクルマネジメントに基づく要件管理からテスト管理、レポート機能までを備え、他ツールとの連携により品質にまつわる情報を一元化。さらにリアルタイムで可視化することで、プロジェクト全体のテスト手法を平準化し、品質を担保するという。