ハイブリッドワークや拠点間におけるネットワークの課題を解決するため、SD-WAN(ソフトウェア定義WAN)を導入する企業が増えている。しかし、SD-WAN製品の多くはセキュリティ面での不安が拭えない上、運用、特にネットワーク全体に渡るトラブルシュートの煩雑さも課題として顕在化していた。
そこで今、こうした課題を抱える企業の間で注目度が高まっているのが、「AIドリブンSD-WAN」だ。従来のSD-WANで使われることが多かったIPsecのトンネルを不要にし、パケット単位ではなくセッション単位の制御でアプリケーションの可視化を実現。帯域オーバーヘッドを30%以上削減し、アプリケーションの品質に影響を与えるレイテンシを最大60%削減する。
また、ネットワークの一元管理が可能になる他、セッションベースのきめ細かいルーティングで高い障害対応力も享受できる。本資料では、経済的で障害性に強いWAN接続を提供し、ゼロトラストの実現にも役立つ「AIドリブンSD-WAN」について、得られるメリットや具体的なアーキテクチャを分かりやすく解説する。