これまで基本的なリモートアクセスを担ってきたVPNだが、最近ではさまざまな課題が指摘されるようになった。ある調査によれば、VPNの一般的な問題として、回答者の25%が接続速度の遅さを、21%が使用中の切断を挙げている。またVPNをリモート従業員のアクセスに使用している企業は多いが、回答者の72%がユーザーエクスペリエンスに不満を抱いていることが明らかになった。
一方、セキュリティに関する課題も多く報告されている。例えば、45%の組織が過去12カ月間にVPNの脆弱性を悪用した攻撃を1回以上経験している他、3社に1社がVPN関連のランサムウェア攻撃の被害を受けたことが分かった。こうした中、多くの組織が検討しているのが、ゼロトラストモデルの採用だ。実際、4分の1以上が既にゼロトラストを実装しており、37%がVPNからの移行を計画しているという。
本資料では、382人のITプロフェッショナルとサイバーセキュリティ専門家を対象とした調査結果に基づき、VPNのリスクを詳しく解説している。あわせて、その解決策としてゼロトラストへの移行を提案し、成功に導くためのベストプラクティスを紹介しているので、参考にしてほしい。