2021年より、本格的なデジタル社会の実現を目指してさまざまな取り組みを推進してきた三重県庁。その取り組みを支える上で重要な役割を果たすのが、デジタル推進局が整備した「DX推進基盤」である。DX推進基盤では、「コミュニケーション基盤」「データ活用基盤」「情報セキュリティ基盤」という3つのサブ基盤の整備に取り組んでおり、その実現のために同庁が導入を決断したのが「ゼロトラストセキュリティ」の考え方だ。
同庁ではセキュリティ機能がクラウド上に実装されたSASEを採用するとともに、庁内外を問わずに同レベルのセキュリティを実現すべく、これらのサービスや機器を適切に運用監視するサポートサービスを導入した。ログ監視から分析、メンテナンスまでを代行してくれる点が採用の決め手となったという。
本番運用後は庁内部局からの問い合わせがあったものの、サービス側の専門エンジニアが素早いレスポンスで対応した。また、月次レポートを通じて詳細なセキュリティ監視状況も報告されており、導入効果を実感しているという。本資料では同庁の取り組みを紹介する。