IaaS(Infrastructure as a Service)を構築するためのオープンソースソフトウェアとして、多くの企業が採用している「OpenStack」。高い人気の理由は、主要な仮想化ソリューションと比較して大幅なコスト削減が見込めるなど、あらゆる規模の企業にもたらしてきた優れた経済的利点にある。
一方で、OpenStackには導入が困難で、運用に手間がかかるという課題がある。何千もの設計オプションの中から自社の要件に最適な機能を選び抜くのは経験豊富な企業でも難しく、インストールは複雑で、しかもその苦労はアップグレード時に再び生じる。
OpenStackの導入を簡単にし、使いやすいものにしていくには、適切なアーキテクチャと正しいツールを利用する必要がある。本資料では、そのための具体的な手順を、良識あるデフォルト設定の選び方から実運用環境での実行に至るまで、詳細に解説している。Linuxやクラウドコンピューティングの経験がない人でも理解しやすい内容になっているので、ぜひ参考にしてほしい。