ビジネスの拡大に伴って組織全体の負担が増える中、特に負荷が集中しやすく、成長の阻害要因になりがちなのが「財務部門」だ。改善には、自動化などの機能を備えた財務システムを必要とするが、財務業務の効率と拡張性に投資したり、レガシーシステムからクラウドベースのシステムへアップグレードしたりするためには、いくつかのポイントを把握する必要がある。
例えば、ROIに関連する要素では、労働時間の削減や生産性の向上に伴う人員の縮小といった労働力の節約や、レポートとダッシュボードの改善による意思決定時の情報提供の改善などが挙げられる。さらに収益タイプを追跡することによる新製品・新サービスでのチャンス獲得もメリットとなる。
また最新テクノロジーを導入することによる従業員体験の向上を図ることができるだけでなく、ITセキュリティの分野においてもクラウドベースのソフトウェアはオンプレミスを凌ぐ利点が多数存在する。本資料では、クラウドERPに関する7つの活用事例から定量/定性的メリットについて解説する。