企業アプリケーションとしても広く使われているWebブラウザは、攻撃対象領域が大きいためブラウザベースの脅威に対するユーザー保護は完璧とは言い難かった。またユーザーと機密情報のインタラクションを安全化するための制御を適用することは非常に困難な取り組みとなっていた。
この課題を解決するために注目されているのが、ゼロトラストをインターネットへ拡張するアプローチ、いわゆる「ブラウザ分離」である。この技術によって信頼できないWebコンテンツからユーザーは隔離されるので、マルウェア感染やサイバー攻撃がユーザーデバイスと内部ネットワークに影響を与えることを防げるようになる。
本ホワイトペーパーでは、ブラウザ分離が組み込まれたビルトイン型ゼロトラストソリューションを紹介する。ユーザーエクスペリエンスを損なうことなく攻撃対象領域を最小化できることに加え、管理者がWebブラウザに表示された機密データを保護するための制御が実行できるようになるといった特徴を持つという。