アジア太平洋地域のセキュリティリーダーは何を警戒？　有効な対策は

　今やあらゆる組織がサイバー攻撃の脅威に直面しているといっても過言ではなく、日本を含むアジア太平洋地域も例外ではない。同地域企業のCISOなどサイバーセキュリティリーダー4000人超を対象に行われた調査によれば、78％が過去1年以内に最低1件のセキュリティインシデントを経験していた。しかもインシデントが増加したと考える担当者は76％に達し、その半数は10件以上を経験している。

　言うまでもなく、ほとんどの企業が対策を講じている。だが、その対策が十分と考えているのはわずか38％で、多くは「ユーザー保護」を中心に対策の遅れを感じていた。しかも、セキュリティ対策が「幾つものアーキテクチャの寄せ集め」になっている点が不安を高めている。一方で攻撃者側はそうした状況により生じる脆弱性を理解しており、セキュリティの改善は急を要する。

　本資料はこうした調査結果をまとめたセキュリティレポートだ。セキュリティリーダーたちが直面する脅威の現状と対策の実態を分析し、改善策となる推奨事項もまとめている。自社の課題にどう対処すればよいのか、そのヒントが見つかるだろう。