多くの企業が推進するDXにおいて、データ活用は重要な課題の1つだ。代表的なERPパッケージであるSAP S/4HANA Cloudにも、標準でデータを取得・更新するための機能があるものの、現場が扱うにはデータを投入・抽出する作業が難しいため、情報システム部門に頼らざるを得ないという問題がある。
これに対する現実解の1つが、業務に合わせた入力業務のインタフェースを、外部に作成するという方法だ。データ連携ツールを活用することで入出力業務の自動化も実現し、大幅な業務効率化が期待できる。数ある手法の中でも、特に連携できるシステムが多いEAIに優位性があり、自動バージョンアップが適用されるクラウド型製品を採用することで、さらに有効性が高まるはずだ。
本資料ではSAP S/4HANA Cloudにおけるデータ活用の課題と、その解決策について長年、マネジメントコンサルティングに携わっているフリーダムが解説する。またSAP S/4HANA Cloudのデータ活用に有効なEAIに求められる5つの要件と、簡単・セキュア・低コストでデータ連携を実現できるクラウド型データプラットフォームについて紹介しているため、合わせて参考としてほしい。