日本で主流のファイル送信手法であった「PPAP(パスワード付きZIPファイルとパスワードをメールで別送する手法)」だが、セキュリティリスクが懸念されることから、2020年に内閣府がPPAPの廃止を発表した。これを受け、PPAP以外の手法を検討する企業が増えてきている。
しかし、2023年にデジタルアーツが行った調査では、「PPAP対策を行っている」と回答した企業は31.3%にとどまり、実際には多くの企業が対策できていないことが分かった。PPAP利用時におけるメールの誤送信、盗聴などによる情報漏えいは企業の存続に関わる重大インシデントに発展しかねないため、対策は急務といえる。
本資料では、PPAPの代替手法としてファイル転送サービス/オンラインストレージサービスについて解説し、その中でデジタルアーツが提供しているファイル転送サービスについて紹介している。クラウド上のストレージ領域にファイルをアップロードし、ダウンロードURLに変換して共有する手法で、PPAPより安全にファイル送信を行うことができるため、参考にしてもらいたい。