システムの内製化は、現場のニーズに合ったものを迅速・柔軟に開発できることから、DX実現に向けて効果が高いといわれている。そのため、さまざまな組織・自治体で内製化に向けた取り組みが進んでいるが、その中でも、全国の自治体から注目されているのが「鳥取県庁」だ。
日本で一番人口が少ない鳥取県の県庁では、少子高齢化や過疎などの課題を限られたリソースで解決するために、デジタルを活用した「地域DX」と「県庁DX」という2本柱で施策を進めている。とくに県庁DXでは、職員の業務を効率化し、行政サービスの質やスピードを向上させ、人にしかできない重要な業務に時間を費やすことを目指している。その中核を担っているのが、ローコードからプロコードまで幅広く対応する、ある開発基盤だ。
本資料では、鳥取県庁がどのようにしてアジャイル開発を実現し、「新型コロナウイルス感染症第7波への対応」「生成AIの活用」をはじめ、多種多様なシーンで使われるシステムを作り出してきたのか、取り組みの詳細を解説する。さらに各部署の巻き込み方など、DXを成功させるヒントも紹介しているのでぜひ参考にしてほしい。