市場ニーズが目まぐるしく変化する中、自社ビジネスが生き残れるか危機感を覚える企業は少なくない。日本セックも例外ではなく、LED表示器などのFA関連商品の開発から販売まで行う傍ら、新たなビジネス創出を模索し続けてきた。その中で立ち上げたのが、中小製造企業が複数で連携してビジネス拡大を図るマッチングサービス「シェアプラ」だ。
当初はゼロベースからの開発を検討していたが、想定以上の費用と時間がかかることが判明したことから、ベースとなるサイト構築エンジンを導入する方向に転換。同社が採用を決めた構築エンジンは、サイトのイメージがつかみやすく、ベースをカスタムすることで構築コストを抑えられる点が特徴で、600サイト以上に導入されるなど今日のシェアリングエコノミー市場を支えるサービスの1つとなっている。
トップページデザインをはじめ、さまざまな場面でアドバイスや手厚いサポートを受け、2022年8月よりサイトを公開。工場機器のシェアリングや在庫部品の売買を足掛かりに、中小製造企業が利用しやすいサービスとして順調なスタートを切っている。本資料では、同社事例を基にこのサイト構築エンジンについて紹介する。