1950年代から半世紀以上にわたりITソリューションビジネスを提供してきたWorkVision。同社では、稟議申請において帳票フォーマットにExcelを利用していたが、決裁に至るまでの時間がかかり、意思決定に遅延が発生していた。また他にも、紙書類の紛失防止、保管場所の確保、業務の標準化など、多くの課題があった。
そこで同社は、ワークフローシステムの導入を決断する。当初はペーパーレス化による業務効率化を最大の目的としていたため、開発工程や工数を最小化できる点を重視していたが、幅広い用途での利用を視野に、標準装備で多様な外部システムと連携できる点も考慮して、ある製品を選定した。
導入後は、処理可能な稟議申請の件数が年間で約500件から約5400件に増えるなど、10倍以上の効率化に成功し、申請翌日に決裁の60%が完了するようになった。さらに、他システムとの連携により電子印処理やPDF化も実現するなど、大きな成果が挙がっているという。ワークフローを中心にDXを進めることに成功した同社の事例を、本資料で詳しく見ていこう。