デジタル技術を活用した業務改善が求められる中、現地調査や現地作業に伴う報告業務の効率化が課題となっている。書類作成のための帰社が長時間労働の要因になる他、点検場所や撮影ポイントの確認でベテランのノウハウが必要になるなど、属人化の温床にもなっている。また現地から遠隔で情報共有することには難しさがあり、SNSなどを利用した連絡では情報漏えいのリスクも懸念される。
そこで注目したいのが、現地調査や現地作業に特化したアプリケーションだ。調査対象を撮影するだけで地図上に撮影位置が自動で記録される上、建物の劣化や作業の進捗などの確認事項をボタン操作のみで記録することが可能だ。さらに、自社の帳票テンプレートを取り込むことで報告書を自動で作成でき、報告書の統一化にも大きく貢献する。
撮影データはクラウド上に保存され、強固なセキュリティで保護されるため、個人端末でも安心して利用できる。本資料では同アプリケーションの機能や効果について、建設コンサルタントや農業コンサルタントなどにおける導入事例を交えて、詳しく紹介する。