入退社手続きや産休・育休手続きなど、人事労務に関する手続きを効率化するツールとして、クラウド型人事労務ソフトの導入が進んでいる。業務負荷を軽減できるだけでなく、押印のための出社をなくし、テレワークの推進にもつなげられるなど、さまざまな効果が期待できるためだ。
その活用で大きな成果を挙げているのが、600店舗以上の飲食店を運営する「物語コーポレーション」だ。年間1万人以上のパート・アルバイト従業員を採用しているため、店舗社員の事務手続きの負担が大きな課題となっていた同社。そこで入社手続き関連業務の効率化を目指しクラウド型人事労務ソフトを導入。それにより従来の3分の1にまで業務量を削減し、店舗社員が「本来やるべきことに集中できる環境」を実現した。
また菓子・スナック事業を展開する「湖池屋」では、社会保険手続きのテレワーク対応をきっかけに同ソフトを導入。デジタル化の推進と併せ、さまざまな業務に活用範囲を広げているという。本資料では、クラウド型人事労務ソフトの活用で業務改革を推進する4社の事例を基に、その実力を探る。