リモートワークとクラウドの浸透に伴う攻撃対象領域の拡大、フィッシングをはじめとする攻撃手法の高度化などに伴い、VPNなどを用いた従来のセキュリティ対策は時代遅れとなった。それに代わって今注目されているのが、ネットワークの内外に攻撃者がいることを前提とした「ゼロトラスト」のアプローチだ。
しかし、ゼロトラストの実装に向けては課題も多い。例えば、既存のインフラは、さまざまなベンダーが提供する複数のソリューションで構成されていることが多く、相互運用性の欠如が問題となり、脅威検出にギャップが生じかねない。また、組織がゼロトラストの原則と手法を支持するよう全力を注がなければ、シャドーITが横行し、ゼロトラストのポリシーやプロセスが回避されてしまう。
こうした問題を解決するために必要なのが、セキュリティの自動化による、ゼロトラストのスケーリングだ。本資料では、ゼロトラストのセキュリティ基盤を構築する上でのインフラや運用体制の課題を指摘し、それらを解決する自動化の5つのメリットや実現方法を解説しているので、ぜひ参考にしてもらいたい。