企業においてネットワークに接続するエンドポイントの30%以上がIoTデバイスといわれるようになった。監視カメラのような物理セキュリティ、電力のような公益事業で先行して活用されてきたが、続いてビルオートメーションや自動車、ヘルスケアの各分野での採用増も著しい。
ただ、懸念となるのが、IoTの課題に現在のソリューションが対処しきれていないことだ。例えば脆弱性評価には、ハードウェアやソフトウェア、通信プロトコルの多様さから力不足が目立つ。加えて、ネットワークアクセス制御(NAC)はIoT向けに適切に拡張できず、IoT向けセキュリティのポイントソリューションは既存システムとの統合・習得に時間がかかる。
製造業などでのOT連携も進む今、必要な対策は、5ステップあるライフサイクル全体へのアプローチだ。IoT資産の把握、リスクの評価、リスク削減ポリシーの適用といった各ステージを統合して、監視や自動化などを行えるソリューションが望ましい。本資料では、IoTデバイスを取り巻く現環境の課題を洗い出すとともに、その解決を導く5つの必須機能を具体的に提案する。