ネットワークの複雑化で一貫性のあるセキュリティ提供が困難になる中、アップデートによる迅速な保護や、実装と管理の効率化を実現するサブスクリプション型のセキュリティサービスが注目されている。そこで懸念材料となるのがコストの問題だが、他製品との機能比較やシステム/ワークフローなどの既存環境との連携を加味して検討すべきだろう。
同サービスに対する、あるTEI(総経済効果)調査では、35%の詳細調査件数の削減や平均解決時間の20%短縮といった効果により、600万ドル相当の効率性向上が明らかになった。加えて、データ漏えいリスクが45%低減したことにより、920万ドルのコスト削減にもつながっている。
また、ポイントソリューションと比較した場合、適切なセキュリティ体制構築にかかる時間が30%短縮されたほか、990万ドル相当のインフラストラクチャコストを削減。近年脅威が深刻化するIoT環境においても、管理作業削減やデバイスのライフサイクル延長などの効果により新規デバイスへの年間支出の10%削減を実現しているという。本資料ではこのように、クラウド提供型セキュリティサービスへの投資効果について詳しく解説する。