2020年にDX戦略を掲げ、有価金属が含まれる電子機器類の廃基板など(E-Scrap)の取引において、透明性と利便性を大きく高めるデジタルプラットフォーム「MEX」を運用開始するなど、多くの成果を挙げている三菱マテリアル。同社が情報システムのモダナイゼーションを推進していく上で、真っ先に手を付けた分野の1つが、経理財務領域のワークフローだった。
ワークフローシステムの導入を決断した同社が、その選定に当たって最も重視したのがデータ連携のしやすさだ。同社ではSAPの最新クラウドERPへの移行を予定していたことから、導入のタイミングではオンプレミスシステムと連携し、移行後はクラウドERPのフロントとしての機能を担えることが必要だった。
選定された製品はこれらの要件を満たす上、アプリケーションサーバのCPU単位での課金であったことから、コスト面でも大きな優位性があった。社内での活用はスムーズに進み、月間14万件という膨大な申請・承認のペーパーレス化を実現し、現在も安定稼働が続いているという。本資料では、同製品の導入で得られた効果や同社の今後の取り組みについて詳しく紹介する。