年々SaaSを利用する企業は急激に増加している。ある調査によると利用数が10製品以下と回答する企業は2020年の時点で80%を占めていたが、2022年には過半数が11製品以上と回答しているという。こうした状況では、情報システム部門が社内の利用状況を完全に把握することは困難となり、実際、同調査でも利用数を「不明」と回答した企業は17.7%にも上っている。
管理部門が把握していないSaaS利用、通称「シャドーIT」の発生は、退職者アカウントの放置なども誘発し、セキュリティリスクを増大させる要因にもなりかねない。また、コスト面でのデメリットも大きく、未使用アカウントの放置や、同種機能のサービスを重複契約するような事態も起こりやすくなる。
これらのリスクを回避するためには、正確な利用状況の可視化を実現する必要がある。本資料ではその対策として有効な、「誰が/いつ/どのサービス/どのくらい」利用しているかを検知・把握できるSaaS管理プラットフォームの活用を含めた5つの方法を提示しているので、自社での取り組みを進める上で参考にしてほしい。