PPAP(パスワード付きZIPファイルとパスワードをメールで別送する手法)は、多くの企業で活用されてきたファイル共有の方式だが、昨今ではセキュリティ面の実効性が薄い上に、業務効率を低下させると指摘されている。
そのためPPAPを廃止する企業が増えてきたが、まだ多くの企業で使われているのも事実だ。本資料では、その理由として「ISMS(Information Security Management System)やPマーク(プライバシーマーク)取得にPPAPが必要」「誤送信による情報漏えい対策として意味がある」「まだ採用している企業が多いので自社も使い続けてよい」といった誤解があると指摘している。
その上で、PPAPに代わるファイル共有手段として、「クラウドストレージ」「チャットツール/コラボレーションツール」「有料のファイル送受信サービス」の3つの代替案を挙げ、それぞれのメリットとデメリットを解説する。有料ファイル送信サービスを選ぶ際のポイントにも触れ、安全かつ効率的に大容量データや重要データを共有できるファイル送受信サービスも紹介している。