「AIOps」とは、人工知能(AI)技術を用いて、開発と運用のためのデータ集約型で反復的なタスクを自動化することだ。モニタリング、タスクの自動化、CI/CD(継続的インテグレーション/継続的デリバリー)といった用途で役に立つ。
開発と運用の融合を図る「DevOps」とAIOpsはよく似ているが、それぞれ得意とする分野が違う。予測可能で単純な監視には、AIOps製品でなくDevOps製品で十分な場合もある。IT自動化の効率を高めるには、人手による介入を限りなく減らすゼロタッチオーケストレーションが前提となるが、DevOps製品では完全には達成できていない。そこでAI技術を使うAIOpsが役に立つ。
AIOps製品は一般的に、DevOps製品よりも高度な監視機能を実現する。パフォーマンスやインフラの構成の変更に関連し、ビジネスに重大な影響を及ぼす可能性のあるデータの変化を監視することも可能だ。
TechTargetジャパンの関連記事をまとめた本資料は、AIOpsとDevOpsの違いとそれぞれのメリット、導入効果について詳説する。