「SSDは高い」というイメージが古くなりつつある。SSDベンダーが「SSDはHDDと価格で競争できるようになる」と予測してきた通り、NAND型フラッシュメモリの価格は長期的に下落を続けている。この傾向は、SSDを必要とする一般消費者や大容量ストレージを必要とする企業にとってうれしい傾向だ。
一方で、ストレージを選定する際は容量単価だけでなく、総所有コスト(TCO)を左右する他のコストにも目を向ける必要がある。英Computer Weeklyの独自調査と分析を基に、SSDとHDDの価格推移や容量の変化と、SSDとHDDの具体的な比較ポイントを解説する。