今やPCを1人1台利用することは当たり前となり、その利用場所もオフィスにとどまらず、テレワーク環境などに分散しつつある。業務用PCでは機密データを取り扱うことがあるため、その台数や利用状況、OSのパッチ適用状況などを正確かつリアルタイムに把握することは、セキュリティ対策の基本の1つといえる。
しかし、中堅・中小企業の多くは、その任に当たるIT人材やコストが不足しており、全社的なPC管理が難しい状況にある。また、Excelで作った管理台帳が古く、不正確であるため、むしろ作業の手間が増えているという声も多い。こうした問題を解決すべく登場したのが、クラウドサービスとして提供される統合エンドポイント管理ツールだ。
本コンテンツでは、中堅・中小企業が限られた人員と予算の中で無理なくPC管理を実践するための基本を、3つのステップに分けて解説している。併せて、年間20万円以下から利用できるクラウド型の統合エンドポイント管理ツールを取り上げ、その導入メリットや、テレワーク中のPC管理に役立つ機能を詳しく紹介していく。