インシデント管理にExcelを利用している企業はいまだに多い。確かにExcelは利便性が高いツールであり、教育不要で簡単に始められるなどメリットも多い。その一方で、誰もが使えるからこそ予期せぬ上書きや誤操作も多く、またファイル破損などに備えるバックアップの作業負荷が高いなど、無視できないデメリットもあるのが現実だ。
特にインシデント管理は同時に多人数で編集する必要があり、また入力すべき情報も多くなりがちなことから、Excelでの管理には向かない業務の1つといえる。それなのに専用ツールへの刷新をためらうのは、費用対効果への不安などが原因になっているようだ。
そこで本資料では、Excelでのインシデント管理を脱却すべく、適切なツールの選び方について解説する。「入力性」「見読性」「保存性」という、インシデント管理に必要な3つのポイントを備えたツールであれば、ランニングコストの大幅な低下を実現し、イニシャルコストを補って余りあるコストメリットをもたらすことができるはずだ。