製品の高品質化には、ビジネスや製品ラインの規模、複雑さを問わず、いかに企業全体でポリシーと基準を実施していくかが重要な課題となる。この課題を解決するためにいま注目されているのが、品質方針や基準の形式化といった必要機能をより少ない経費で実現できるように設計された、新たな品質管理ソリューションである。
例えば検査では品質エンジニアがチェックする内容を正確に定義できる他、検査記録は再利用が可能なため「マテリアル証明書チェック」などの検査を一度の作成で済ませられるようになる。サポートされている検査は主に定性的検査と定量的検査の2つで、各検査内では必要な品目数の指定や、ロット・シリアル追跡品目の特定シーケンス検査のためのルール定義も可能だ。
また、サンプルデータの保存先を制御可能なため、大量の生データセット処理も簡単に行えるようになる。本資料ではこの他にも、テストの合格・不合格基準の比較や統合された不適合報告など、同ソリューションがもたらすメリットについて詳しく紹介する。