多くの企業と同様に、データセンターを運営する企業もまた、ESG(環境・社会・ガバナンス)プログラムに取り組んでいる。その成果を全てのステークホルダーに向けて正確に報告するためには、標準となる一連のメトリクスが必要だ。もし標準がなければ、データセンターの性能をESGの観点から比較することや、また目標に至る戦略の策定、現状の評価なども困難になるだろう。
そこで本資料では、データセンター業界向けに、標準となり得る「環境持続可能性報告メトリクス」を提案している。「エネルギー」「温室効果ガス(GHG)の排出量」「水」「廃棄物」「地域の生態系」という5つのカテゴリーにわたって適用される28の主要な持続可能性メトリクスが特定されており、これらを使用して目標を設定し、前年比などを示すことが望ましいとしている。
メトリクスを用いて透明性を実現することで、持続可能性の向上によって生じる付加価値をさらに高められるだけでなく、ステークホルダーの信頼を勝ち取ることにもつなげられる。ぜひ本資料を参考にして、自社における取り組みの見直しと強化を推進してほしい。