売り上げや利益に直結しづらいことから人員確保が後回しにされがちな人事労務部門。限られたリソースで業務を回す必要があるが、業務の属人化や根強く残る紙文化によって効率的に回せていない企業は少なくない。中でも、扱う書類の種類が多く、法改正の影響を受ける年末調整業務の負荷は高く、人事労務業務をいかに効率化していくかが喫緊の課題となっている。
そこでまず行いたいのが業務の可視化だ。業務フローが確立されているか、重複している作業はないかなど、1つ1つの業務を可視化することで無駄の発見につながる。年末調整業務であれば、「従業員情報がアップデートされているか」「対象の従業員を把握しているか」など現状を把握することで、スムーズに手続きを進められるようになるだろう。
この他にも、マニュアルの整備や情報共有の最適化、役割分担の調整といった観点で業務を見直すことで人事労務業務は劇的に改善される。さらに紙業務のデジタル化も並行して行うことでさらなる効率化も期待できる。本資料では、年末調整をはじめとする人事労務業務の効率化に向けてチェックすべき項目を詳しく解説する。