最初は小規模なサービス拒否(DoS)実験から始まったDDoS攻撃だが、現在では劇的な進化を遂げ、サイバーモンスターへと変貌している。その三ツ頭は「スケール」「マルチベクトル」「ユビキティ」であり、悪意あるアクターは、進化したDDoS攻撃を仕掛けるための新たな経路と手口を常に探っている。
こうしてDDoS攻撃が大規模で先進かつグローバルなものになった今、オンプレミスベースのハードウェアアプライアンスを使った従来の対策は限界を迎え、攻撃のスケールと速度、分散型の性質に対応できなくなっている。その点、クラウドベースのDDoS攻撃対策ソリューションなら、「常時オン」の体制でDDoS攻撃をグローバルに軽減できる。
ただし、その選定に当たっては、真に分散型アーキテクチャを採用していることや、十分なネットワーク容量を確保していることなど、幾つか考慮すべき点がある。本資料では、絶え間なく進化するDDoS攻撃の実態について解説するとともに、ソリューションの選定において検討すべき6つのポイントを紹介する。