2020年度からの3カ年計画で、ITインフラの変革を柱とするプロジェクトを始動させた第一フロンティア生命保険。その最大の目的は、急速に成長するビジネスに対応するため基幹システムを可能な限りクラウドに移行すると同時に、アジャイル開発体制を確立し、アプリケーションのモダナイズ化を推進することだった。
当初はプロジェクトの方針通りに全システムのクラウド移行を検討していた同社だが、従来使用していたIBM PowerやIBM Storage FlashSystemを生かした方が、可用性が高まり運用コストも抑えられることが判明。IBMシステムで構成されたオンプレミスの基盤でOracle Databaseを運用しつつ、従来のアプリケーションをMicrosoft Azureへリフト&シフトさせることで、システム全体のモダン化を図った。
本資料では、具体的なITインフラのアーキテクチャや、それぞれのソリューションの選定理由など、同社の取り組みをさらに詳しく解説している。複雑なITインフラの構築が予定通りかつ高品質で完了できた背景には、システムインテグレーターの存在があったという。