化粧品や健康食品の企画開発などを手掛けるプレミアアンチエイジング。2009年の創業以来ビジネスを順調にさせてきた同社では、組織の拡大も進んでいる。一方で、ビジネスの成長スピードにIT基盤の整備が追い付かず、「ファイルサーバに社外からアクセスできない」「従業員が増えたことで通信速度が低下する」などの課題が顕在化。PPAP問題をはじめメールシステムにも課題があったことから、IT基盤の刷新に踏み切った。
そこで同社が目を付けたのがコンテンツ管理のクラウドサービスの「Box」だ。既存のファイルサーバではデータが消失するリスクもあったことから、Boxを活用し情報共有基盤のクラウド化に取り組んだ。サーバへのアクセスや通信速度といった課題を解消するとともに、メールに依存するファイル共有の弱点をカバーした新たな運用ルールの策定などを通じて、セキュアなファイル共有や共同作業の加速につなげている。
同社は、「世界中どこにいても仕事ができる仕組みを構築でき、個々の仕事のスタイルにあった柔軟な働き方が可能な組織へと近づいている」とBox導入の成果を語る。本資料では、同社の取り組みを基にBoxの活用方法や導入効果を探る。