AI通訳機や通訳アプリケーションを展開するポケトークは、近年B2B向けのサービスも意欲的に推進し、グローバル展開を目指している。その中で課題となったのが、セキュリティ体制の強化だ。同社では、顧客企業からセキュリティチェックシートへの回答を求められることも多く、特に海外企業はデータ保護に対する感度が高いため質問項目も細かく、具体性が要求されていた。
こうした要求に迅速に応えるべく、同社はリスクアセスメントを行って現状を把握するとともに、情報セキュリティ関連の社内規定やルールを整備する必要性を認識する。そこで採用されたのが、インシデント管理リテーナーだ。平時の診断から体制構築支援、有事対応まで包括的にサポートしてくれる点に加え、グローバル標準に基づくアセスメントが受けられる点が魅力だった。
これを活用し、まずは顧客向け端末管理サービスや社内決済サービスの脆弱性診断を行った同社は、既存の対策の正しさを確認した上で、さらなる改善に着手。また社内規定やルールの整備も円滑に進むなど、多くの効果を実感しているという。本資料で、同社の取り組みを詳しく見ていこう。