上下水道を基軸とした生活環境関連施設の調査・計画・設計などのサービスを提供している「オリジナル設計」。同社は2017年から働き方改革に取り組み、Office 365の導入やMicrosoft Surfaceの支給、ネットワーク環境の整備などを進めてきた。そして、さらなるDXの推進を図るため、2023年にはOffice 365をMicrosoft 365へとアップグレードしている。
これにより従業員の生産性が向上した他、全国25拠点のIT管理を本社で一元化したことで、IT部門の負担低減も実現。しかし、その一方で通信量の増加によってMicrosoft TeamsのWeb会議が不安定化するなど、新たな課題も発生してしまう。
ただ、「機密性の高いデータはクラウドに置きたくない」「ネットワークの不具合に迅速に対応したい」「セキュリティを強化したい」といった課題に、自社の人材だけで対処するのは難しかった。そこで同社が採用したのが、マルチクラウド環境を効率よく構築・運用するために必要なサービス群を体系化したソリューションだった。本資料では同社の取り組みを基に、Microsoft 365でDX推進を図るポイントを探る。