ストレージ市場を「SSD」が席巻する中でも、「HDD」は比較的低い容量単価を武器に、しぶとく残り続けてきた。ただし状況は変化しつつある。1つのメモリセルに4bitを格納する記録方式「QLC」(クアッドレベルセル)を採用したSSDの容量単価は、HDDの容量単価に近づく傾向にあるのだ。
QLC採用のSSDが登場しても、HDDがすぐになくなるわけではない。ただし将来的には、特定の用途ではHDDが使われなくなるとの見方が、いよいよ現実味を帯びてきた。QLC採用SSDの台頭は、HDDをついに“終わらせる”のか。SSDがHDDに置き換わる可能性のある用途とは。TechTargetジャパンの人気記事をまとめた本資料は、QLC採用SSDによってストレージ選びの“常識”がどう変化するのかを解説する。