医療機器や理化学機器の製造・販売などを手掛ける「松吉医科器械」。同社では、ECチャネルの拡大をはじめとする市場変化に柔軟に対応できる体制を構築すべく、基幹システムの刷新プロジェクトを進めている。創業100年を超える同社が長年利用してきた既存のシステムでは、現場の数字をリアルタイムに可視化できないだけでなく分析環境にも課題があり、新たな時代に適応できないと判断したためだ。
新たなシステムの選定に当たっては、リアルタイムな可視化はもちろんのこと、業務の標準化や柔軟なシステム間連携、高い拡張性を要件に製品を比較・検討していった同社。最終的に、あるクラウドERPを選択し、足りない機能についてはデータ連携ツールで周辺システムと連携させるという手法でシステム構築を進めることとした。
ビジネスの拡大に応じてシステムの拡張が求められる同社にとって、「カスタマイズせずうまく周辺で賄う」という考え方が適していた。本資料では、同社の取り組みをさらに詳しく見ていく。導入パートナーのサポートにも触れているので、ERPの導入やリプレースを検討している企業はぜひ参考にしてほしい。