サイバー攻撃の検知や原因究明に不可欠なログ管理。ログを的確かつリアルタイムに調査・分析することで、インシデント対応を迅速に行えるだけでなく、兆候を事前に察知し、問題の未然防止にも効果を発揮することから、その重要性がますます高まっている。
しかし、サイバー攻撃が多様化・高度化し、蓄積されるデータ量が増大する中、管理者の負担も増加しているのが実情だ。また、データの管理・保管にかかるコストや手間も大きく、いかにログ管理を効率化するかが課題となっている。ただし、必要なときに迅速かつ適切に分析できる体制でなければ意味がないため、「即応性」「可視化」「運用性」「耐障害性」の4つの要件を満たす体制づくりが必須だ。昨今は、これら4つの要件を前提にログの管理・活用機能を1台のアプライアンスに統合した製品も登場し、効率的でコストを抑えたログ活用の環境整備の観点から導入を検討する企業が増加している。
本資料では、同製品の機能や特徴、導入効果を解説する。ログ管理の重要性や課題の他、上述した4つの要件についても詳しく触れているので、自社の運用体制の点検・改善にも役立ててほしい。