コロナ禍を機にオフィスの縮小や移転、レイアウト変更によるフリーアドレス化などを進めた企業は多いが、座席数の変化が新たな問題を引き起こしている。中でも深刻なのが、会議室の空予約とトイレの混雑だ。取引先との会議なのに会議室が空いてなかったり、フロアをまたいでトイレの空きを探したりすることになるなど、従業員のストレスを強める要因となっている。
この問題の解決策の1つはIoTの利用だ。センサーによって会議室やトイレの利用状況をリアルタイムに可視化し、スマートフォンやPCから確認可能になる。さらに利用状況のデータをまとめられれば、そのデータ分析によってオフィス利用の改善策も導きやすくなるだろう。
また、フリーアドレス化についても、iPhoneやPCからオフィスのレイアウト図を確認し、座りたい席を予約する手頃な価格のサービスがある。利用時は各座席に貼られたQRコードを読み込むことで誰がどこにいるかを容易に把握できるので、コミュニケーションもスムーズになるだろう。本資料では、この新たなオフィススタイルに役立つ2つのソリューションの特長をさらに詳しく紹介していく。