証券ビジネスにとどまらず多方面に事業を展開し、グループ企業間のシナジーを狙って連携を拡大してきた大和証券グループ。しかしセキュリティシステムは連携ごとに構築されるため非効率であり、運用に限界を迎えかねない懸念があったという。そこで同グループの大和総研が中心となり、課題解消に向けた取り組みを開始することになる。
まず着手したのが、中核企業である大和証券への先進的なゼロトラストセキュリティソリューションの導入だった。その選定理由としては、Webサイトへのアクセスを安全にするSWG(Secure Web Gateway)とネットワーク内外の境界線をソフトウェアで制御できるSDP(Software Defined Perimeters)が統合された形で提供されていたことなどが挙げられる。
これによりセキュリティのベースラインが確保できた他、ビジネス要望に合わせた柔軟性の高いセキュリティシステムの構築も可能になった。本資料では同グループの取り組みをさらに深掘りし、4つの選定理由や詳細な導入効果、また短期間での導入・展開を可能にした3つのポイントも紹介しているので参考にしてほしい。